深志高校33回卒業生の皆様

2011年10月15日(土)、深志高校33回生、卒業30周年記念事業が盛会の内に終わりました。深志の地に集まった140名余の仲間達。すてきな時間を持つことができました。

今後は、とんぼ33会(松本深志高校33回卒業生)の交流の場として、同窓会等の案内やお知らせ等をしていきます。
代表メールとこのブログは、とんぼ33会理事の熊谷(6組)が管理しています。代表アドレス宛にいただいたメールは、宛先を書いていただければ各クラス代表に転送し連絡をとります。
代表メールのアドレスは tonbo33kai@gmail.com です。

今後の活動予定
・年1回、とんぼ33会の同窓会を実施していきます。
2021年度の同窓会も、新型コロナウイルス感染症予防ということで行いません。

住所・連絡先等の変更をお知らせください
・住所や電話番号等の変更をお知らせいただければ、名簿に反映し、次回からの案内を変更先にお届けできるようにします。代表メールのアドレス tonbo33kai@gmail.com 宛てに連絡をお願いします(メール管理は、とんぼ33会理事・熊谷(6組)が行っています。)

2012/07/17

回想 ~実行委員会事務局長 挨拶~


今年の同窓会の計画をスタートさせ、さっそく関係諸氏にメールでその旨をお知らせしました。
「誠意とは、スピードである」
だれの言葉か失念してしまいましたが、実行委員会事務局長の谷川くんからすぐさま返事をいただきました。あわせて、記念式典当日の懇親会での実行委員会事務局長挨拶の原稿を送っていただきました。
昨年のけっこうきつかったけれど、それ以上に楽しく夢中になって進めていた実行委員会の幾多の場面を思い出しました。

では、とんぼ33会の舞台裏をご覧くださいませ。




実行委員会からの挨拶

実行委員会 事務局長 谷川浩隆
(2011.10.15. 30周年記念会懇親会)

実行委員会を代表して一言ご挨拶をさせていただきます。

このたびは三十周年記念会に多数の同期生にご参集いただき、実行委員の一員として本当にうれしく思います。ありがとうございました。

三十周年記念事業は本日午前中、高校の課外授業「尚学塾」の一環として十名の同期生有志による特別講義を無事終えることができました。研究者やお医者さん、そしてマスコミやモノづくりの現場などから多士済々が在校生にすばらしい講義をしてくれました。詳細はお配りしたパンフレットをご覧ください。特に今回は、調理実習やピアノ演奏、パネルディスカッションなど、これまでにない企画を取り入れ、大変好評でありましたことをご報告します。

さて実行委員会につきましては同期会のホームページに詳しく書きましたので、それをお読みになっていただけば凡その様子はわかるのですが、当初はこのような大事業が本当にできるのであろうかと大変心配をしておりました。実際、この委員会で始めて知りあったという同期生も多く、発足した昨年暮れの委員会では、みなかしこまってお互いをさん付けで呼び、ぎくしゃくしたカチカチの雰囲気の中で始まりました。

しかし、ひとの性質というものは実に三十年経っても全く変わらないものであります。会を重ねて春から夏に移り変わるころには、みんなすこしずつ打ち解けてきてすっかり昔の通りになっていました。この一週間夜も寝ないで式典と懇親会の用意をしてくれたのは応管団長のK君です。かれは三十年前から山賊のようにおっかない風貌でしたが心優しく気配りのあるところも三十年前と変わりありませんでした。規律と秩序を何よりも重んじる一組のS君は、ともすれば会の決定が安易に流されがちになると「おめさまたち、もうちょっとしっかり考えてみろやい」と説教、いや意見を述べ我々をたえず正しい方向に導いてくれました。S君が喫煙と校内土足侵入を最も嫌うところも三十年前と全くかわりありませんでした。四組のKさんは問題点があると、にこにこしながら意外に鋭い突込みを入れてくれました。七組のI君は現在母校の教壇に立ち、今回は学校との連絡に奔走してくれました。かれは高校時代音楽部で合唱をしていたため普通にしゃべっているのにオペラの聴いているようでした。八組のBさんはみなさんに届いた郵送物の用意やその他の庶務に尽力してくれました。夫君で実行委員長のB君が本日ネクタイを締めるのをいやがっているので大変困っていました。そこで先週の委員会では委員全員の多数決をしてB君のネクタイ着用を議決しました。このドレスコードを議題にしたのはもちろん規律と秩序の一組のS君でした。同期会の名簿を整備してくれた二組のS君はいつも機嫌がいいのにいい加減な仕事をすると非常に厳しく、中途半端な結果で「これでいい?」とメールしても返事をくれませんでした。今、御紹介したのは委員のほんの一部であり、このほかにもたくさんの委員が十カ月にわたって一所懸命この日のためにがんばって、なんとかここまでたどり着けました。

われわれにとって深志高校はかけがえのない人生の出発点でした。そしてそんな、人生の最も重要な時期にこの母校で一緒にいろんな話をしたり、勉強をした仲間は生涯の財産であります。われわれが高校三年生だった昭和五十五年、松田聖子の「青いサンゴ礁」が流行り、山口百恵が「さよならの向こう側」で引退したその年、部室長屋から友達と一緒に見た夕焼けのなんと美しかったことか。その時からみなそれぞれの人生を歩み、三十年という気の遠くなるような幾星霜の時空を飛び越えて、ぼくらは本日ここに再び集う事が出来ました。その喜びをかみしめて、今日は懐かしい仲間と思い出話をゆっくりとして旧交を温めていっていただきたいと思います。
以上、ご挨拶とさせていただきました。ありがとうございました。

(なお、当日懇親会では委員の名前はすべて実名でお話させてもらいました。)

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